平成28年 支部総会

平成28年度広仁会関東甲信越支部総会報告

当番幹事 林 丈晴(東京医科歯科大学難治疾患研究所分子病態 平成6年卒)

 平成28年6月26日好天に恵まれ、東天紅国際フォーラム店で本年度の関東甲信越支部総会が行われました。御来賓として、広仁会長 土肥博雄先生(写真1)、広島大学医歯薬保健学研究院長 分子病理学教授 安井 弥先生(写真2)、広島大学同窓会関東支部副支部長 山戸日出雄様(写真3)に御列席頂きました。出席者は今年卒業された平成28年卒から昭和43年卒菊地博達先生の合計33名でした。
 広仁会関東甲信越支部長、東京医科大学循環器内科教授、山科章先生(昭和51年卒)から、開会に際して、本年は平成20年代卒の方がいつもより多く参加頂き喜ばしいこと、今後もより多くの方が参加されつながりを大切にして頂きたいとお話がありました。桂 真理先生(昭和60年卒)から会計、行事報告があり、今年は広島カープ優勝の際の祝勝会も検討されている、うれしい話題も頂きました。菊地博達先生(昭和43年卒)より乾杯の御発声を受け、会食となりました。
 ご来賓挨拶として広仁会長 土肥博雄先生より昨年から広仁会の旗のデザインが変更になったこと、関西支部会が新たに出来たこと、さらに広仁会のネットワークを広げていきたいとお話がありました(写真1)。続いて広島大学同窓会関東支部会副会長 山戸日出雄様からは、広島大学同窓会関東支部と広島大学体育会同窓会関東支部を統合し、広島大学関東ネットワークとしたこと、その運営について、会員登録は無料、年会費はなしで、年次会合の参加費のみで成り立たせる形を取っていること、また恒例のカープ応援ツアーでは今年も数百席を確保し、完売となった状況であること、今回の広仁会関東甲信越支部会は平成卒の参加者が全体の半分程度を占め、世代交代が行われ良い状況にあるとのお言葉を頂きました(写真3)。
 広島大学医歯薬保健学研究院長 安井 弥先生から、 特に広島大学の現状、様々な改革についてお話を頂きました(写真2, 写真4)。大学世界ランキング向上への取り組みとして、さらなる国際化のため留学生数を増加させる試み、教育カリキュラムの多様化として、MDコースの途中から基礎研究を始め博士号所得後臨床実習を行うMD-PhDコースの新設、また現在行われている医学科2年次の短期間の研究実習のレベルが向上し、新規の発見、論文も生まれている状況、教員の評価制度を詳細なものとし、より研究に集中できる環境を創出する試みなどの御報告がありました。そして、先生自身が部長をされているバレー部が西医体で優勝し先生が胴上げをされているシーンを動画で提示され、多忙な中でも学生活動に熱心に御参加されている一端を知る事ができました。
 新任教授として、横浜市立大学麻酔科教授 野村岳志先生から、御専門の超音波麻酔科医とTele-ICUという演題で御講演を頂きました(写真5)。米国では遠隔医療の進歩のなかで、Tele-ICU の拡張が進んでおり、多数の別施設のICU同士がつながり、そこで多施設共同研究が同時進行できるという驚くべき現状のお話がありました。また、周術期に超音波を活躍させることを推奨され、例として、心臓の状況のみならず、抜管困難症の診断(気管狭窄)や肺炎の診断まで行う試みをご紹介されていました。エコーもコンパクト化されている現状では、聴診器の代わりにエコーでより正確な様々な診断を早期に行うという点を強調されておりました。
 講演後の質問でも様々な先生からとくにエコーでの先生の診断技術の高さに驚かれている意見が多数出ました。講演後山科章支部長から記念品が贈呈されました(写真6)。引き続き、参加者の自己紹介、近況報告となりましたが、その前に当番幹事、司会(仁保敬子先生 (平成5年卒) と筆者)は恒例の着替えとして、好調カープの主軸、菊地と丸のユニフォームとなりました(写真7)。平成28年卒より自己紹介と抱負を話し、年長の教授や診療部長の先生方々から若い先生へ勧誘の言葉もありました。
 昭和大学江東豊洲病院循環器センター心臓血管外科教授 山口裕己先生(昭和62年卒)からは野村先生の講演にあったTele-ICUについて、既に予算を得て、現在大学病院同士のTele-ICUが進行中であるお話がありました。最年長の菊地博達先生からはご自身が今年翻訳執筆された本:麻酔の偉人たち、の御紹介に加え、ぜひ同窓生を利用して欲しいとのご意見を頂きました。また、山科章支部長より来年の総会は同じく6月第4週日曜日(平成29年6月25日)同じ場所で行う予定とする御報告がありました。
 中締めとして東松山医師会病院院長 松本万夫先生(昭和54年卒)の威勢の良い一本締めが行われました。全体写真撮影後、来年の再開を祈念し、なごやかに会は終了致しました。