令和7年広仁会関東甲信越支部総会

令和7年6月22日(日)、正午から、大手町サンケイプラザにて令和7年度広仁会関東甲信越支部総会が開催されました。昨年から会場が変更になりましたが、アクセスも悪くなく使い勝手もよいので、来年以降も同じ場所となります。

 司会は事務局の1人であるH12の三嶋弘一先生に行っていただき、まず、支部会会長のS60清水 渉先生(新東京病院 副院長)より開会のご挨拶を頂いたあと、御来賓として広島よりお越し頂いた広仁会会長のS56 原田昭先生にご挨拶を頂戴しました。原田先生は1週間前、新広仁会会長として選任されてのご出席となりました。乾杯のご発声は前支部会会長S51 山科 章先生(みやびハート&ケアクリニック)にお願いし、会が始まりました。

 しばしの歓談の後、原田先生よりスライドによる広島大学医学部の歴史と、そして現状について解説をいただきました。原爆が落ちる前日、学生、教職員は高林坊に疎開し難を逃れたこと、その縁もあり、現在も学生は高林坊に行って清掃などの奉仕活動を行っていることなどをお話しくださいました。また今年は、医学部創立80周年、広仁会設立70周年に当たる年であるとご説明をいただきました。

 広島大学医学部の現状においては、日本でも有数の論文数が数多い大学であり、中四国ではぶっちぎりで一番であること、広島大学のみが承認を受けているプロジェクトも多く、学問的臨床的活動でも日本のトップランナーの大学でありつづけていることが説明されました。原田先生、ご出席とレクチャー、本当にありがとうございました。

 その後は、S54の上村 直実先生より、ピロリ菌と胃がんの発生」の演題でお話をいただきました。上村先生はピロリ菌と胃ガンの関係を証明し、NEJMに投稿されたことでも有名ですが、この一連の研究が呉共済病院において勤務されている時になされたことは、新しい発見は注意深い臨床観察によりもたらされることも証明しました。広仁会の後輩達にも、とても刺激的な内容だったのではないかと推察します。

 また講演では、ピロリ菌を取り巻くさまざまな裏話も目一杯入っていて、さすがこれぞ臨床家、という内容となっていました。個人的にですが、NEJMがpublicationされた時から、素晴らしい先輩の話を拝聴する機会がないことを本当に残念に思っていましたが、ようやく願いがかないました。上村先生、本当にありがとうございました。

 その後は恒例の自己紹介、近況報告となりました。今年はR7卒の初期研修医の先生6名、R6卒の先生が1名と昨年同様、若い先生が多数参加してくれました。その一方で昭和組は全体の1/4となり、広仁会関東甲信越支部では着実に若返りが行われています。つい数年前までには私は真ん中のちょい上位だったような気がするのですが、今回はとうとう一番年齢の高いテーブルに入ることになりました。若い先生には今後も数多く出席いただくと同時に、昭和卒の先生方や平成一桁台卒の先生方にも多く足を運んでいただいて、さらに盛り上げていただければ幸いです。

 会は最後にS54 松本万夫先生(東松山医師会病院 病院長)により中締めをしていただきました。広仁会関東甲信越支部の始まりは、当初数名で始められたことをお話いただきましたが、現在、メーリングリストでは180名近くの会員が登録され、まさに隔世の感があります。最後は集合写真を撮った後にお開きとなりました。

 事務局連絡では、昨年新体制となった一方で、その中心として活躍してくださっていたH22 高橋 梨紗先生がこの秋、地元福岡に戻られることになりましたが、幹事は続けてくださることになっております。しかしながら、その他の幹事の高齢化を踏まえ、新たにご協力いただける若い先生を募集していることをアナウンスいたしました。また、HPトップページに、会員登録するタグを作成、多くの先生の登録をお願いいたしました。

 総会開催ですが、先にも記載いたしました通り、6月第3週日曜日正午より大手町サンケイプラザにて行います。来年度はR8年6月21日 (日) となりますので、皆様、是非ご参加ください。

 次回も盛大な会になるよう、皆様、お待ちしております!!!!

文責)S62 得平道英

幹事:高橋  梨紗 (H22)
 三嶋 弘一 (H12)
瀬尾 珠美 (H 8)
得平 道英 (S62)
支部長:清水 渉(S60)