第6回フェニックス医療講座

 「看取り」は私たちの生活から遠ざかり、家族、あるいは自分が病気になって初めてのことに戸惑うばかりです。特にがんは2人に1人がかかる疾患で、もはや特別なことではなくなりました。がんになっても今まで通りに生活している人もたくさんいます。一方で、その時になって「最期」の時のことを考えるのは、むしろ避けたいと思われる方が多いのは当然のことと言えます。しかし、誰もが通る道。知識として知っておいても良いこともたくさんあります。今回敢えてこのテーマを考えるのは、これから先、私たちが人生の最終段階を迎えた時、たとえ誰かの力を借りないといけなくなったときでも、私たちはどう生きるかを選択することができるからです。どんな選択ができるのか、一緒に考えてみませんか?

講師プロフィール

大井 裕子 (おおい ゆうこ)

経歴

1992年広島大学医学部卒業後、広島大学放射能医学研究所腫瘍外科入局。
大学病院、安佐市民病院などで外科研修の後に、2000年広島大学大学院卒業。
安浦町国保診療所で地域医療、在宅医療の経験を積み2004年に東京に移り
2006年6月より東京都小金井市の聖ヨハネ会桜町病院ホスピス常勤となる。
2009年笹川記念保健協力財団の助成を受けオーストラリアの緩和ケア研修を修了。
2011年10月から東日本大震災の被災地支援活動「お医者さんのお茶っこ」
2014年10月から広島県廿日市市で、一般市民と一緒に地域で最期まで安心して暮らすことについて考える「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」を継続中。

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