第12回フェニックス医療講座

 日本人の死因の第一位は「がん」です。厚生労働省の統計では、「悪性新生物」と記載されています。
 がんの診療のはじまりは、がんであることを診断することです。そのかなめにいるのが病理医です。病理医の診断をもとに、手術、化学療法、放射線療法などの治療がはじまります。また、がんの種類によっては、治療のモニターも行います。
 がんの診断の方法も形態診断から、その機能も分析する時代になってきています。
 コンパニオン診断といわれていますが、どの薬が効くのかということも病理の仕事になっています。
 がんばかりでなく、さまざまな臓器の傷害の程度を評価し治療方法に示唆を与える仕事をしています。
今回は、がんの診断を中心に病理医の仕事をご紹介したいと思います。

講師プロフィール

下 正宗(しも まさむね

経歴

1984年医学部卒業
医療法人財団東京勤労者医療会 理事長代理
東葛病院 病理診断科/臨床病理科科長
病理専門医/臨床検査専門医/細胞診指導医
著書に「エビデンスに基づく検査データ活用マニュアル」(共著)、
「看護に生かす病理学」、「正常画像と比べてわかる病理アトラス」(共著)など

○講座の様子はこちら