支部会合

平成31年 2019・春の門出を祝う会

「平成から令和へ」と元号が変わる春、当支部会の設立、本HPやメーリングリストを通じた情報発信、各会の継続的運営にと多大なるご尽力を頂きました桂真理先生(S60卒)が、活動の本拠地を広島に移されるとのお話が飛び込んできました。山科章先生(前会長)・清水渉先生(現会長)と支部会の今後をご相談する数日の間に、今度は林丈晴先生(H6卒)の教授ご就任という大変おめでたいお知らせを頂きました。当会世話人である瀬尾珠美先生を含めてご相談し、「桂先生・林先生、そしてみなさんの春を祝いましょう!」と約2週間後の日曜の夜に宴席(稲田屋・新宿西口店)を設定したところ、短期間にもかかわらず(米国からの一時帰国のタイミングでのご参加も頂き)当日は21名の先生方にお集まり頂きました。 再会を喜ぶ熱気の中、桂先生のご尽力とご功績への感謝のお言葉、そして林先生へのお祝いのお言葉を清水先生より頂いて開式し、山科先生のお声か...
フェニックス医療講座

第13回フェニックス医療講座

「医療、医療費、医療保険について」 岡本 浩二 先生 2019. 3. 23 私たちは、普段から当たり前のように医療機関にかかり、医療保険を使って医療費を支払っています。しかし、知っているようで、意外に知らないことも多いのが日本の医療制度や医療保険制度ではないかと思います。また、国では団塊の世代がすべて75歳以上になる2025年に向けて「地域包括ケアシステム」の構築が課題になっています。今回、日本の医療制度や医療保険制度の特徴や「地域包括ケアシステム」の基本について、紹介したいと思います。講師プロフィール岡本浩二(おかもと こうじ)経歴福山市出身1983年 広島大学医学部医学科卒業1983年 厚生省入省その後、環境庁、科学技術庁、文部科学省、宮崎県庁、福岡県庁などに勤務2013年 4月 厚生労働省東海北陸厚生局長2015年 10月 厚生労働省関東信越厚生局長(2016年9月退職)2017年...
支部会合

平成31年 支部新年会

KKSE 2019 新年会 報告境 玲子(H9卒)2018年秋の広島カープ・リーグ優勝に続き、日本シリーズ制覇祝賀会を予定していたものの、先送りとなってしまったこともあり、このたび新年会を企画させて頂きました。山科前会長・清水現会長両先生ご参加の元で"勉強になる、楽しく有意義な会に"とのイメージどおり、2題のご講演(清水先生:S60卒、小早川先生:H10卒)の設定が叶い、ワクワクしながら年末にメーリングリストを通じてお誘い連絡しました。当初のご参加表明はゆっくりで不安もありましたが年始より徐々に増え、連日冬晴れが続く中、21名のご参加を得て、上昇気流で1月27日日曜当日を迎えました。清水先生の開式のご挨拶に続き、山科先生より乾杯のお言葉を頂き、ご講演を拝聴しました。◇◇◇ 小早川雅男先生 ◇◇◇演題「医師主導治験によるBRTOの保険適応までの道のり」有益と考えられる治療法が実際に「認可」さ...
フェニックス医療講座

第12回フェニックス医療講座

「医療における病理医の役割」 下 正宗 先生 2019.1.26 日本人の死因の第一位は「がん」です。厚生労働省の統計では、「悪性新生物」と記載されています。 がんの診療のはじまりは、がんであることを診断することです。そのかなめにいるのが病理医です。病理医の診断をもとに、手術、化学療法、放射線療法などの治療がはじまります。また、がんの種類によっては、治療のモニターも行います。 がんの診断の方法も形態診断から、その機能も分析する時代になってきています。 コンパニオン診断といわれていますが、どの薬が効くのかということも病理の仕事になっています。 がんばかりでなく、さまざまな臓器の傷害の程度を評価し治療方法に示唆を与える仕事をしています。今回は、がんの診断を中心に病理医の仕事をご紹介したいと思います。講師プロフィール下 正宗(しも まさむね)経歴1984年医学部卒業医療法人財団東京勤労者医療会 ...
フェニックス医療講座

第11回フェニックス医療講座

「統合失調症‐診断と治療、周囲の人に望まれる対処法について」 黒田 治 先生 2018. 9. 29 統合失調症は、およそ100人に1人弱がかかる、頻度の高いこころの病気です。幻覚や妄想という特徴的な症状がみられます。それと同時に、他者と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け(生活の障害)、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい(病識の障害)、という特徴をあわせもっています。かつては早発痴呆とか、精神分裂病と呼ばれ、「話が通じなくなる」「不治の病」といった誤ったイメージを持たれていましたが、実際には、発症した後も、こころの働きの多くの部分は保たれ、多くの患者さんが回復していきます。新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩によって、初発患者のほぼ半数は、完全かつ長期的な回復を期待できるようになりました。高血圧や糖尿病などの生活習...
支部会合

平成30年 支部総会

平成30年度 広仁会関東甲信越支部総会報告当番幹事 境 玲子(H9卒 三木メンタルクリニック) サッカーワールドカップで湧きたつ最中の6月24日日曜、42名の先生方にお集まりいただき、東天紅・東京国際フォーラム店で支部総会が行われました。 関東支部会長の山科章先生(S51年卒)による開式のご挨拶【写真1】ののち、広島大学名誉教授の入内島十郎先生を偲ぶお話を拝聴し、全員で黙祷を捧げました。また山科先生より、次期支部会長として清水渉先生(S60年卒,日本医科大学・循環器内科教授)をご推薦頂き、会場より盛大な拍手で承認され、清水先生よりご挨拶を頂きました【2】。桂真理先生(S60年卒)より、前年度の会計報告・行事報告、今後の支部会や医療講座の運営予定についてお話を頂きました【3】。御来賓として広島からお越し頂いた広仁会会長・土肥博雄先生(S45年卒)より「卒年が若い先生方にもご参加頂き、交流を広...
フェニックス医療講座

第10回フェニックス医療講座

「麻酔無しで手術を受けられますか?―麻酔は危険?―」菊地 博達 先生 2018.5.26講演内容: 無麻酔で手術を受ける人はいません。多くの患者さんから麻酔が恐い、不安だとの声を聞きます。麻酔で死亡する確率と乗った飛行機が墜落して死亡する確率はどちらが高いでしょうか?道を歩いて交通事故にあって死亡する確率よりも低いです。新聞紙上で麻酔の事故で死亡したとの記事が見かけられます。実際はどうでしょうか? 国の許可なしで、自分が麻酔科医であると名乗る事はできません。専門医制度は昔から設立されています。麻酔は非常に危険です。麻酔科の専門医が担当する事で、麻酔を安全に受けることができます。 麻酔とは?どのような種類?どのように安全にしているのか?その歴史は?などなど知って頂く事で、安心して手術を受けて頂けると思います。講師プロフィール菊地 博達(きくち ひろさと)経歴1962年(S.37) 修道高等学...
支部会合

第9回フェニックス医療講座

「心臓・血管病の予防、早期発見、そして最新心臓・血管手術」福田 宏嗣 先生 2018.3.31 講演内容: 心臓・血管病は癌に次ぐ二番目に多い死因です。その心臓・血管病を如何に予防するか?また癌と同じように心臓・血管病でも早期発見・早期治療が非常に重要です。如何に早期発見するか?不幸にも手術が必要と診断された場合、手術は怖いものですが最新の手術は身体に優しい低侵襲手術が増えています。この講演では心臓・血管病の予防、早期発見・早期治療の重症性、そして最新心臓・血管手術について概説したいと思います。講師プロフィール福田 宏嗣(ふくだ ひろつぐ)経歴1986年3月 広島大学医学部医学科卒業1986年4月 大阪大学医学部付属病院第一外科(現心臓血管外科)1998年7月 Green Lane Hospital, New Zealand, clinical fellow2000年7月 Alfred H...
フェニックス医療講座

第8回フェニックス医療講座

「がん」と診断されたら、どうしたらいい? 田原 信 先生 2018.1.27 がんは、我が国の死因第一位(全死亡の3人に1人)を占め、男性は2人に1人、女性は3人に1人が、がんにかかります。よって、自分自身またご家族が、がんと診断された場合、どうしたらよいか悩まれるのではないでしょうか?やはり、最初の治療が肝心です。担当医師から提示された治療でいいのか?他の病院に相談に行った方がよいのか?自分にとって最善の治療を探す方法は?今回は、実際に「がん」と診断された場合に、最適な治療を受けるにはどのような対応をしたらよいかについてお話したいと思います。講師プロフィール田原 信 (たはら まこと)略歴1996年3月 広島大学医学部医学科卒業1996年4月-1998年5月 広島大学医学部附属病院 内科研修1998年6月-2001年5月 国立がんセンター東病院 消化器内科レジデント2001年6月-200...
フェニックス医療講座

第7回フェニックス医療講座

「怖い不整脈:心房細動から脳梗塞になることを知っていますか?」竹中 創 先生 2017.11.18 脳梗塞を起こす患者さんの約1/3は心臓から血の塊が飛んでいるのをご存知でしょうか?この原因になる大半は心房細動という不整脈です。心房内、特に左心房内に血の塊(血栓)を生じる可能性があります。この血栓が飛ぶと、脳梗塞で代表される塞栓症を来たします。 心房細動を生じると一般人口において極めて罹患率が高く、特に60歳を過ぎると著しく増加の一途をたどります。一般に50歳代では1%未満、70~80歳以上の高齢者においては5~10%程度に認められます。 今回は、心房細動という脳梗塞を起こすかもしれない不整脈についてのお話をいたします。講師プロフィール竹中 創 (たけなか そう)経歴平成7年3月 広島大学医学部医学科 卒業平成7年5月 広島大学病院 内科平成9年4月 松江赤十字病院 循環器科、平成12年4...